12月16日に、外部の講師をお招きして資料作成勉強会を実施しました。
開催は、学習コミュニティフォーラムがきっかけ
この勉強会にお呼びしたのは、伝わる資料を作ることを目的とするコミュニティ「シリョサク!ラボ」のファシリテーターである神野 達郎さんです。
実は神野さんとは、11月に行った学習コミュニティフォーラム(コミュニティ間をつなぐイベント)で知りました。
神野さんが話していただいたコミュニティの活動や資料作成のコツがとても興味深く、「是非、私のコミュニティにお呼びしたい!」と思い、お声がけさせていただいたところ快く受けてくださいました。
こうやって、コミュニティがつながり、イベントを一緒にさせていただくのは本当にありがたいです。
きれいな資料ではなく、売れる資料を
神野さんは、営業資料作成の達人です。
前半は、「売れる資料」の作り方をみっちり教えてもらいました。
資料作成勉強会というと、いかにきれいな資料を作るかといった視点にいきがちですが、
大事なのは資料のシーンの明確化ということをあらためて認識しました。
「お客様のお悩みから始める」、まずはお客様ありきも当たり前のことなんだけど、
つい見逃していたなと。
そのうえで、自分(自社)の強みや得意を謙遜せず慢心せず伝える言語化スキルも大切。
ここらへんのことを、これまでずっと独学でなんとなくやってきていたので、体系化できたことはとても大きかったです。
資料作成の一番上策は・・・
パワーポイントの役立つTipsもたくさん教えてもらいました。
一番はクイックアクセスツールバーですね。Windows限定ですが、図形の挿入などがワンクリックでできるとか、全然知りませんでした。ショートカットキーも知らないものが多くありました。
ただ、私が一番印象に残ったのは神野さんの最後におっしゃったことです。
それは、「資料作成の一番の上策は、資料を作らないこと」。
口頭だけで伝わるのであれば、それに越したことはないというのは確かにと思いました。あくまで達成したい目的ありきで、資料はない、もしくは最小限にできるのが理想ですよね。
私はその手段がお客様の解像度をあげることだと思っています。普段からの発信もそのひとつ。
目的に合わせ、グラデーションをつけたうえで資料作成する。そのためには目的の解像度(対象、内容、レベルなど)をあげなければいけません。これはひとり仕事でも大企業でも全く同じですね。
それにしても神野さん、話し上手でした。
いきなり知らないコミュニティに放り込まれて勉強会開いてくださいという無茶振りにもかかわらず、笑いを交え、かつ「ひとり仕事」を意識した内容にカスタマイズしてくださり、ファシリテーションの力もある方なんだなーとあらためて刺激を受けました。
少人数だったので、質問タイムも濃い時間になりました。この「距離の近さ」「相互関係性」「自分ごと」を実感できるのもコミュニティの良さですね。
コミュニティ内では、このように外部の講師を呼んで定期的に勉強会をしています。
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