コミュニティメンバーに直接会ってインタビューする企画の第3弾を行いました!
今回は、相続のベストセラー本(身近な人が亡くなった後の手続のすべて)を書かれて、現在は大学院にて論文執筆もされている税理士の福田真弓さん(名字が「安本」さんなので、音読みでアンポンさんと呼んでます!)。
都内にある、素敵なご自宅にて、わんちゃんと一緒に楽しくお話をうかがいました。

戦略をたてていたわけじゃない
ベストセラー本も出されて、テレビなどのメディアにも出られているアンポンさんは、私にとってちょっと住む世界違う人?という感じでした(ご自宅も雑誌から抜け出た感じでしたし)。
でも、今回
「あらかじめ戦略をたてていたわけじゃない」
と聞きました。
本だって売れると思って出したわけじゃないし、
仕事も、依頼していただいた方に対して一生懸命やってきただけ。
相続のお仕事も、銀行経由ではなくて、手間がかかっても直接受けることを方針にされていたようです。やっててやりがいを感じるから、ということでした。
結局のところ、「やりたい仕事、できる仕事しか残らない」と。
「1年目から年商◯万円!」といったゴリゴリな戦略ではないけど、
目の前の仕事に真摯に取り組んだ上で「これは自分がやるべき仕事か?」を考えていく過程は、私の考えとも近く、とても自然に思えました。
自分の強みは周りが見つける
とても印象的だったのは、
「相続に強い」というイメージは、自分で作ったものじゃなくて
周りが見つけてくれた、という話です。
フリーランス、というと
「自分の強み(ブランディング)」
を考えるべきと思いがちだけど、
これは得意かも、好きかも、苦手かも、嫌いかも、、と行動しているうちに
自然と周りが得意や強みを発見してくれる、ということなんですよね。
これは、とても共感できるところです。
私自身もAIやデジタルに強いとか自分で先に宣言したわけじゃなくて、
ただ面白くて触って発信しているうちに勝手に周りが見つけてくれたんですよね。
大前提として基本知識、正直な発信。
とはいえ、周りから見つけてもらったとしても
そこで「求められている良い仕事」ができなければ
その後の仕事依頼に結びつきません。
大前提としてスペシャリストとしての基本知識の鍛錬、準備を大切にされているということでした。
そして発信ですね。
印象的だったのは、ブログを「これを書いて仕事を得よう」という直接の営業ツールとして発信は考えていなかったということです。
それよりも、「自分が思っていることと違うことを書かない」
ことを大事にしていた、ということなんですね。
私も「この文面、私っぽくないな、嘘っぽいな」と思う瞬間があるのですごくわかりました。
正直な発信は、読む人にはわかって、似たような考えの人を引き寄せてくれます。
結果として、合う人と仕事ができる、営業にもなるんだなと。
最終的には、「肩書をなくした個人名で依頼されるのが一番だよね」と。
確かに!!
キラキラ見えたアンポンさんですが、思いのほか等身大で自然体の姿に刺激を受けました。(推しがいることも以外でした!)
コミュニティでは、定期的にこのようなメンバーを知るイベントを行っています。
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