「私の開業日記」第3弾、終了!

コミュニティ企画「私の開業日記」(メンバーの独立前、独立後の話をシェアしていただき、皆で質問し合う座談会)の第3弾を実施しました!

第3弾は、約5年前に税理士として独立されたIさん。

淡々とした中に、静かな強さを感じられる雰囲気の方で、興味津々でした。

あくまで、「家族」が中心

Iさん、独立のきっかけは組織のしがらみなど色々あったようなのですが、一番は「家族といたい」だったようです。

独立した後、大変な時期を乗り越えつつも、あくまで「家族」を軸にされていることが伝わってきて、素敵だなあと思いました。

事業を始めた奥さんのサポートをしたり、不安定な子どもに寄り添ったり、犬のお世話をしたり。こういうのって、時間を拘束されてしまう会社員だと難しいと思うんですよね。仕事の売上目標を持ちつつも、この「家族を一番に」という優先順位が確固たるものだから、Iさんから静かな強さを感じるんだなあと。

仕事は絞る

Iさんのお話で非常に印象的だったのが、「大きな会社の税務など、難しい仕事はしない」とはっきりされた戦略を持っていたことだったんですよね。

ジェンダーで区別するのは良くないと思うのですが、

男性ほど上昇志向が高いイメージがあって「大きな仕事をしたい」と思う人が多いのかなって。そしてそれこそが成功と考えられている方も。

そういった印象とは真逆で、「自分はこれをやる」と決めて、実直にこなす戦略、参考になります。

世の中、ビッグな成功体験しか出回ってない

Iさんの話を聞いていて思ったのは、

こういった「家族を大切に、自分なりの目標を持ちつつコツコツと実践されている姿」

などの地味だけど、大切な話は世の中には出回らないということなんですよね。

それよりもストーリー性が高い、

「最初はどん底だったけど今は業界でもトップクラスの規模!」

「華麗なる飛躍を達成!」

といった話ばかり注目され。

そういう情報にばかり触れていると、「私ってだめなのかな…」と思ってしまったも仕方ないかもしれません。

でもちょっと待ってください実際は、ちょっと盛ってて、都合悪い部分は隠されているかもしれません。

結NITYでシェアして頂く内容は失敗も含め、リアリティが高く、共感できる内容ばかりです。だからこそ、聞いている人の心にも響くのだと。マウントをとる人間のいない、心理的安全性が高い場所だからこそできることです。

この開業日記シリーズ、自分の棚卸しをしていただく手段としてもおすすめしています。

コミュニティでは、このようにメンバー主導のアウトプットの場を積極的に設けています。

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