コミュニティ内で「自分の推しを語る会」を実施しました!

きっかけは、三宅香帆さんの本
このイベントのきっかけは、文芸評論家・三宅香帆さんの本「好きを言語化する技術」でした。
自分の「推し」(好きな本、人、映画、アニメ、なんでも)を通じて、言語化スキルをあげちゃおう!というとってもカジュアルな本です。
私がこの本でいいな〜と思ったのは、
「『好き』は揺らぐものだから、自分の言葉を他者から守り、大切にしていく」
という部分なんですよね。
どうしても他人の感想や常識が見えてしまう時代だからこそ、
なんで自分がこれを好きなのか、そのときの感情を細分化し、残していくことは
とても価値があることだと思いました。
でもそれをひとりで閉じこもってやってるのでは残らないし、もったいない!
ということで「みんなで推しをシェアする」イベントにつながりました。
推しを通じて、その人を知る
実際2回やってみて、気づいたことがあります。
それは、
推しを通じて、その人のことをより知ることができる
ということです。
「自分はこういう人間です!」
と説明されるよりも
「自分は◯が好きなんです、なぜなら…」
と楽しそうに話してもらうほうがその人の価値観、嗜好性を知ることができるんですよね。
これはあらたな発見でした。
身近な他人の推しは、新たな世界を広げてくれる
もうひとつ、気付きになったのは
「身近な他人」から教えてもらう推しは、興味を持ちやすい、ということなんですよね。
インフルエンサーや、メディアやCMではなくて、
普段ゆるくやり取りしているコミュニティ内のメンバー
からの情報のほうが信用できる、やってみようと思える。
理由は、コミュニティ内では
隠れたポジションや利害関係がなにもないから
かもしれません。
だからこそ、安心して聞いてられるしやってみようと思えるのかなと。
有益じゃなくてもなんでもいいんです。
実際、アーティスト、漫画、スピ動画、黒糖、心理学、、等々
内容は様々ですが皆さまの推しポイントがとても面白かったです。
こういう無理やり盛り上げる場ではなくて
静かな幸せに浸れる世界、
いまの世の中に必要なんじゃないかな。
あらためて思った機会でした。
コミュニティ内では、このようなゆるいイベントを
定期的に行っています。
詳細・お申し込みはこちらから。